今回の展示品は KATO 10-446 205系(武蔵野線色)8両セットです(その1)

今回の展示品は、KATO 10-446 205系(武蔵野線色)8両セットより、クハ205 148 です。編成では東京寄りの1号車にあたります。

武蔵野線に新車として投入された205系

最近、武蔵野線から205系電車が引退し、インドネシアのジャカルタで第二の人生を歩むということが話題になりました。

この車両は、武蔵野線がまだ103系主体であった頃に、同線専用にマイナーチェンジが施されたもので、武蔵野線に最初に配属された205系電車でもあります。

反対側車端部です。ステンレスのリブが並ぶだけの簡素な構造になっています。画像では見づらいですが、所属表記は「八トタ」すなわち豊田電車区(現豊田車両センター)です。

晩年には、武蔵野線車両は、「千ケヨ」すなわち京葉車両センターの所属になっていますので、このモデルは、登場当時の状態が再現されたものです。

この車両のカプラー(連結器)は、KATOカプラー密連型に交換、車端部に汎用のホロを取り付けてあります。

サイド・ビューです。ステンレスのダル仕上げ表現に対して、運転室ドアや、客用ドアのの周囲は、輝きのある質感が再現されています。沿線住民の目から見た記憶では、こんなには輝いていなかったと思いますが、模型としてのデフォルメとしては良い感じです。

逆サイドです。103系とは異なり、方向幕が運転室側に移設されています。

上り列車は武蔵野線内では「快速」表示がありませんでした

車端部のアップです。方向幕は「快速 東京」を選びました。わざわざ武蔵野線をして「東京」は味気ない感もありますが、上り府中本町方面の場合、武蔵野線内では快速表示はありませんでしたので、「快速」にこだわるならば、このような選択肢となってしまいます。

そういえば、この「快速 東京」は、その昔、今のヨメと新八柱で待ち合わせして、舞浜までよく利用したものでした。

フロント・ビューです。テールライトを点灯させています。同デザインの京葉線タイプは「メルヘン顔」と呼ばれていたようですが、武蔵野線車両の場合どうだったのでしょう。デザイン的に丸みを多用し、かわいい感じがしないでもないですが、オリエンタルランド社を意識したのでしょうか。

ダミーカプラーは十数年前に103系がリニューアル発売されたときに分売された配管付きのものに交換。実車の連結器周辺はこんなに賑やかではありませんでしたが、この車両は元々スカートが装備されていないため、模型的にはこのぐらいが丁度良いです。

しかし、あらら、行先方向幕が曲がってしまっています。直ちに直さなければ。それにしても今のスマホのカメラは高性能ですね。アラが写りまくりです。

【追記】修正しました。

さて、いかがだったしょうか。今回の205系はステンレス表現がされているため、クリアコートは施していませんが、十分に模型的質感が再現されていると思います。

今後も撮影が済み次第、次回記事をアップの予定です。

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